青い春

若手俳優が沢山出ていて、今観ると結構豪華な気がしました。九条役の松田龍平の目は印象的でしたが、何より青木役の新井弘文も松田龍平に負けてない存在感があって素晴らしい。
変貌した青木が黒いスプレーを使っていましたが、黒という色が青木の心理状況をより深く表現していて不気味な雰囲気が際立ってました。あと劇中に流れるミッシェルガンエレファントの音楽や、小さい先生とのやりとりも見所だと思います。
83分という長さで比較的よくまとまっていたと思うし、観終わった時のちょっと切なくてやるせない感じが心地よかったです。
あ、あとオバケ役の瑛太が毛虫を手に取るシーンとか背筋がゾっとしました。あれはよくやったなと。