家の畳を張り替える事になって、採寸をしてもらった。採寸する際に棚や机を動かすから、前もって細かい物や量があると重い本はダンボールに入れておいてくれとの事。正直、各家庭ごとに同じ間取りで畳の大きさも変わらんだろうし、採寸という名目で部屋の片付き加減や動かさなきゃならない物の確認をするんだろうと思っていました。なので部屋の片付けも7割程度(そもそもダンボールが足りなくて片付けきらなかった)で妥協してたのですが、職人系のおっさんが真剣に採寸していった。


「そんなにしっかりに採寸するんだ・・・どこも一緒じゃないの?」
「大工が完全に四角に作らないから部屋毎に違うんだよ」
「ああ、そうなんすかー。機械できっちり作ってくれりゃいいのにね」
「それじゃ俺らの仕事無くなっちゃうよ」


ごもっとも過ぎてアハハと笑うことしかできませんでした。畳ってはめ込むものだからズレると大変なんだろうねきっと。地震での歪みなんかも考えられるし採寸は重要だわ。まぁなんだかんだで重い棚や箪笥は動かさず、楽に移動できるものだけ動かして採寸してたけどね。